はやぶさ2号打ち上げ成功!今度のミッションは6年間!!
小惑星探査機「はやぶさ2」を搭載したH2Aロケット26号機が、3日午後1時22分4秒、鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げられ、「はやぶさ2」の分離に成功しました。
天候の悪化で打ち上げが延期になりましたが、今日無事に打ち上げられました。
はやぶさ2のミッションは、前回のはやぶさと同じく、小惑星に向かい、表面の物質をサンプルとして持ち帰ることです。
前回は「イトカワ」という小惑星でしたが、今回は「1999 JU3」という小惑星です。
今回の小惑星1999 JU3には、イトカワと違い「有機物」や「水」などが、多く含まれていると考えられています。
宇宙探査では、「有機物」や「水」は大切なキーワードになります。
地球のような惑星に生命が誕生する秘密を解き明かす重要なカギになると考えられます。
さらに、地球以外の惑星や小惑星のサンプルを研究することにより、
これまで謎とされていた宇宙の起源などのヒントが得られるかもしれないという期待もあります。
今回のミッションでは、表面のサンプルだけでなく、地下のサンプルも入手する予定です。
前回のはやぶさ以上の重要なミッションとなります。
*「1999 JU3」とは
1999年5月10日に、リンカーン研究所の自動観測プログラムLINEARによって発見された地球近傍小惑星の一つ。
C型と呼ばれる炭素(Carbon)でできた小惑星で、水分や有機物が含まれていると言われています。
もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。