新設大学不認可騒ぎ、推薦断念人生設計が狂った受験生も!大臣は真摯にお詫び?
11月2日、田中真紀子文部科学相は、2013年に新設を予定していた秋田市の秋田公立美術大学、札幌市の札幌保健医療大学、愛知県岡崎市の岡崎女子大学の3校の新設を不認可としました。
これを受けて3校は不認可撤回を要望していましたが、8日、3大学の来春開校が正式に認可されました。
不認可決定から正式許可が決まるまでの1週間に、受験や転入希望の学生は進路変更を余儀なくされ、推薦入学の予定をやむなく他の大学に変更した学生もいました。
ところが今度は一転して正式許可が決まり、進路を変更した学生には多大な迷惑をかけることになりました。
大学側では学生が希望すれば対応するということですが、秋田市の穂積 志 ( もとむ ) 市長は報道陣の取材に「夢や人生設計が狂った人がいる。(文科相は)生徒や受験生、進路を変えざるを得なかった方々に 真摯 ( しんし ) におわびするべきだ」と批判しています。
また、田中真紀子文部科学相は「3校には、逆によい宣伝になった」と述べており、岡崎女子大の長柄理事長は「行政の長としての重み、立場をわきまえて発言するべきだ」と批判しています。
田中真紀子文部科学相は「関係者にご心配、ご迷惑をかけ心からおわびします」と謝罪しましたが、これまで自分の非をなかなか認めなかった真紀子氏の平身低頭の裏には、次期衆院選が絡んでいるようです。
自民党候補に大きく引き離されているので、落選の危機回避も含んでいるのではと言われています。
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